クレンジングウォッシュ:コレを知らずに買うのはちょっと待て!

 

「クレンジングウォッシュ」という洗顔料をご存知でしょうか。
クレンジング剤なの?洗顔料なの?いえ、その両方を兼ね備えた「メイク落とし洗顔料」のことです。

 

少々あいまいなイメージのあるクレンジングウォッシュですが、その実態は何なのか、何がどう優れていて何がどう足りないのか。
話題のクレンジングウォッシュについてわかりやすく解説します。

 

 

クレンジングウォッシュってどんなクレンジング

 

洗顔料には、せっけんやオイルクレンジング、洗顔フォーム、クレンジングジェルなど様々な種類があります。
その中で「クレンジングウォッシュ」とはどんな洗顔料を指すのでしょうか。

 

 

クレンジングウォッシュとは、端的に言えば「クレンジング+洗顔+保湿」を兼ねた洗顔料のことです。
洗顔料のジャンルは”主成分”や”テクスチャー”によって分けられるものがほとんどですが、「クレンジングウォッシュ」は洗顔料を”使用目的”や”使用方法”で表した商品カテゴリーの総称と考えて良さそうです。

 

クレンジングは、メイクを肌から剥がして洗い流すのが目的。
せっけんや洗顔フォームは肌自体の汚れや余分な皮脂を取り除くのが目的ですね。
その両方を一動作で終わらせてしまうのがクレンジングウォッシュの最大の特徴です。

 

ホイップタイプからミルク状の物まで幅広い製品群があり、同じ「クレンジングウォッシュ」という名称が付いていてもそのテクスチャーは様々です。

 

共通点として挙げられるのは、「ナチュラルメイクを落として洗顔までしっかりできる」「W洗顔が不要で洗い上がりがしっとりする」という二点でしょう。

 

クレンジングウォッシュには、大きく分けるとこの2つのタイプがあります。

  • 微細な泡でメイクを浮かせるホイップタイプ
  • オイルをメイクに馴染ませて洗い流す液体・ミルクタイプ

どちらのタイプにも少量の非イオン界面活性剤が含まれており、浮かせたり溶かしたりした化粧品を肌に残さずに、サッとしっかり洗い流せるように作られています。

 

一般的な洗顔料とのもう一つの違いは、保湿成分や美容成分の配合量が多めであることでしょう。

 

オイルクレンジングやせっけんでは取りすぎてしまう肌本来の水分を補い、洗顔直後のむき出しの肌が外部からの刺激をダイレクトに受けることを防ぐように考えられているのです。

 

特にインバス(お風呂洗顔)では洗ってすぐにローションを付けられませんから、洗顔と同時に保湿してくれるクレンジングウォッシュは最適とも言えますね。

 

クレンジングウォッシュでどこまでのクレンジングができる?

 

メイク落とし(クレンジング)と洗顔+保湿まで一つでやってのける「クレンジングウォッシュ」。
でも本来は別々に行う物を一つにまとめたということは、効果が薄くなっちゃっているのではないか心配ですよね。
まずはクレンジングウォッシュの得意・不得意の境目がどのあたりにあるのか、一覧で見てみましょう。

 

”ココが気になる”クレンジングウォッシュの評価とは

 

気になるポイント 評価 コメント
ナチュラルメイク

◎

ベースメイク、パウダーなどはきれいに落とせる
しっかりメイク

△

重ねたメイクは時間をかけてじっくり落とせば〇
WPマスカラ・アイライナー

×

専用のリムーバーが必要
まつエク

△

オイルが少ないタイプなら大丈夫だが要確認
角質汚れ

〇

ほぼすべての製品で古い角質はきれいにオフできる
毛穴汚れ

〇

クレンジング効果で毛穴の奥まで落とせる
お風呂洗顔

〇

ほどんどの製品が濡れた手で使用可能
ダブル洗顔

不要

2度洗いは不要。
保湿・美容効果

◎

製品ごとに保湿・美容成分は異なるが、ほぼツッパリ感ゼロ。

 

いくつものメイクアイテムを使い分ける私たちにとって、”どこまで落ちるか”は重要課題の一つです。

 

クレンジングウォッシュはメイク落としと洗顔を兼ねているため、ベースメイクやパウダーファンデーション、アイカラーなどの一般的な化粧品は問題なくキレイに落とすことが出来ます。

 

その仕組みは「微細な泡でメイクを浮かせる」、または「少量のオイルを含有してメイクとなじませる」という2パターンに分かれます。
従って、大量のオイルや界面活性剤で化粧品の油分を溶かして洗い流すクレンジング剤と比べると、メイクそのものを落とす力はやや弱目。
水をはじくようなウォータープルーフや、ほぼオイルのカタマリのようなガッツリメイクはちょっと苦手です。

 

反面、水に濡れても影響がないため、濡れた手や顔に使うインバスはOKな物が多いのが特徴。
古い角質はサッパリと落とせますが、落とした皮脂を補う保湿成分が含まれているため、洗い上がりはしっとりです。

 

基本的にはダブル洗顔は不要ですが、メイクの種類によってはあらかじめポイントメイクリムーバーを使う必要もあることをあらかじめ理解しておきましょう。

 

他とはこう違う!クレンジングウォッシュの特徴は?

 

もう少し具体的に、実際に使う場面を想定してクレンジングウォッシュの特徴を見てみます。
どんな人に向いているのか、どんなシーンで使うのがお勧めなのかをまとめてみましょう。

 

W洗顔不要の利点ってなに?

一日動き回ったあとはなるべく楽に手早くメイクを落としてゆっくりしたいもの。
クレンジングウォッシュはこれ一本でメイク落としと洗顔ができるため、いろいろな使い方ができるのがうれしい洗顔料です。

 

ルームウェアに着替えたらサッとクレンジングウォッシュで一日の汚れを洗い流すのも良いですし、まったりバスタイムに使うのも◎。
手や顔が濡れていても、クレンジングウォッシュの効果は変わりません。
ボディと一緒に顔もサッパリ洗い流して、一気にリフレッシュ気分を味わえるのが嬉しいですね。

 

W洗顔不要ということは、それだけ肌をこすらずに済むということでもあります。
肌に優しい洗顔を心がけるなら、2つの効果が同時に得られるクレンジングウォッシュが最適ではないでしょうか。

 

美容成分配合の効果と利点

洗顔の後は間髪入れずに保湿!
これはもはや常識ですが、クレンジングウォッシュの場合は洗いたてでも肌がしっとり。

 

汚れを落とすだけでなく一般的なローションと同程度、あるいはさらにリッチな保湿成分や美容成分が含まれているものがほとんどです。
クレンジング+洗顔料というと肌刺激が強そうなイメージがありますが、多くの製品では敏感肌でも大丈夫なほど刺激が少ないのも特徴です。

 

”クレンジングと洗顔の間”と”洗顔後”の2度の乾燥タイムがゼロなので、乾燥しがちな肌や小皺やくすみが気になる加齢肌にもお勧め。

 

製品によっては保湿成分のコラーゲンやヒアルロン酸だけでなくエイジング成分を配合した物も開発されており、コストパフォーマンス的にもかなり優秀です。

 

お泊りや旅行にも

オールインワンタイプの洗顔料なので、コレ一本持っていけばメイク落としはお任せです。
ミルクタイプやジェルタイプならコンパクトなミニパッケージの物も販売されているので、ポーチに忍ばせておけば不意のお泊りでも安心。

 

何といっても洗顔後に慌ててローション→ミルクとケアしなくても、保湿成分のおかげでゆっくりとできるのも出先ではうれしいですよね。


クレンジングウォッシュが威力を発揮する肌質・効果とは?

 

クレンジングウォッシュは、実際にはどんな肌質や目的に効果があるのでしょうか。
メイク落としに特化するならクレンジング剤、洗顔だけならせっけん系の洗顔剤の効果が高いのは当然ですが、クレンジングウォッシュが強みを最大に発揮するのはこんなケースです。

 

毛穴の汚れを効率よく落とせる

強力なクレンジング剤に期待する効果として挙げられるのが、「がっちりメイクを落とす」「皮脂の毛穴詰まり解消」の2点でしょう。
がっちり油性メイクに対しての効果はオイルクレンジングが最強ですが、薄化粧なのに毎回クレンジング剤を使うのは肌負担が心配ですよね。

 

クレンジングウォッシュは、薄化粧程度のメイクなら一度で落とせる洗浄力があります。
ということは、毛穴の皮脂を落とす効果もそれなりに期待できる、ということでもあります。

 

クレンジングウォッシュの中には毛穴ケアに特化した物もあり、微細な泡で毛穴の奥から皮脂を浮かび上がらせるものや、AHAや酵素を配合して黒ずみ毛穴やくすみに効果があるものも販売されています。

 

肌に優しく洗顔できて毛穴の黒ずみまでケアできるなら、それほどうれしいことはありませんね。

 

ニキビ肌の洗顔料としてもお勧め

ニキビ肌の悩みは、大きく分けて「乾燥」と「皮脂の過剰分泌」の両極端に別れます。
乾燥肌では水分がどんどん蒸発してしまうことによって角層が固くなり、毛穴を圧迫して細く詰まりやすい状態になります。
脂性肌は皮脂の分泌バランスが悪く、必要以上に供給される皮脂が毛穴をふさぎます。

 

原因は両極端ですが、この二つのニキビの原因を同時にケアするのに必要な物は一つ。
それが、「すっぴん状態を極力防いで常に肌が適正な水分を蓄えている状態を作る」、つまりは洗顔直後の保湿を保つ、ということです。

 

クレンジングウォッシュの特徴の1つである、保湿・美容成分。
洗顔直後の水分蒸発を極力防ぎ、ローションまでの間も角層の乾燥を防ぐことが出来ます。

 

クレンジング剤や洗顔料でニキビが減らないと悩んでいるなら、洗浄力があり保湿力もあるクレンジングウォッシュが一つの選択肢であることに間違いはありません。

 

男性の洗顔料として注目度上昇中!?

クレンジングウォッシュの商品を探していると、意外と目に付くのが男性用の製品が多いことです。
メイクもしていないのにクレンジング?と思いますが、どうしてどうして。

 

男性用のクレンジングウォッシュには、一般的なボディウォッシュや洗顔料よりも”売れている”商品が多いんです。
その理由は、汗や皮脂だけでなくニオイもしっかり落とせて、しかも肌に優しいこと。

 

男性にも増えている敏感肌や乾燥肌の購入者に特に評価が高く、男女問わず加齢とともに気になる体臭もスッキリしてくれることが売れ行きを延ばしている理由でしょう。

 

頭から顔、全身に使える商品もあり、狭いバスルームに一本で済むコストパフォーマンスの良さも人気のヒミツです。
実は女性にも愛用者が多く、特に汗をかく季節のボディソープとして優秀という声も目立ちます。

 

メイク落としという点では女性用よりも劣りますが、皮脂やにおいに対するアプローチは女性用よりも高めに設定されています。
薄化粧やノーメークの女性でデオドラントケアしたいなら、洗顔料兼ボディウォッシュとして使ってみるのもアリですね。

 

もちろんあの”オトコ臭い”香料は使われておらず、さっぱりメンソールやかんきつ系のフレッシュな香りの物が多いのも、女性に受け入れられている理由です。

 

まとめ

肌に優しくメイクを落とし、清浄を保ちつつ保水力もカバーするクレンジングウォッシュ。
まさに理想の洗顔料にも思えますが、一面ではしっかりメイクは落としきれないなどの弱点も持っています。
敏感肌や乾燥肌、ニキビ肌や加齢肌など肌トラブルに悩まされているなら、刺激が少ないクレンジングウォッシュは有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
自分の肌と向き合い、自分の肌が望んでいる洗顔料を見つける一つの有力な候補としてクレンジングウォッシュを使ってみるのは大いにアリと言えるのではないでしょうか。

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執筆者:華音(かのん) 現役エステティシャン&美容講師現役エステティシャン&美容講師の華音(かのん)がクレンジングウォッシュの効果と使い方についてわかりやすく解説します!美容のことならお任せください♪プロフィール詳細はこちら>>クレンジングと洗顔の良いところを合わせたクレンジングウォッシュ。お肌に優しい洗浄力で、しかも潤いもしっかりキープ。更にW洗顔不要となれば、現代の忙しい女性にはぴったりの便利...

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